- 2026年8月15日
藤田医科大学病院でスタッフ研修を行ってきました
当院は呼吸器疾患を専門とするクリニックとして、胸部レントゲン検査だけでなく、胸部CT、呼気一酸化窒素(FeNO)測定、呼吸気道抵抗検査、肺機能検査など、呼吸器診療に必要なさまざまな検査機器を取り揃えています。
これらの中でも、肺機能検査は少し特殊な検査です。
肺機能検査では、患者さんに大きく息を吸ったり、勢いよく吐いたりしていただく必要があり、患者さんと検査を担当するスタッフがタイミングを合わせて行います。そのため、スタッフの説明や声掛け、検査を行うタイミングなどによって結果が大きく左右されることがあります。検査機器があれば正確に測定できるというものではなく、検査を担当するスタッフの技術がとても重要です。
開業から1年を迎えるこの機会に、改めて検査方法を見直し、より精度の高い検査を行うためには、スタッフのさらなる技術向上が必要だと考えました。
そこで今回、当院の連携病院である藤田医科大学病院にご相談したところ、検査部の皆さまに全面的にご協力いただき、肺機能検査の研修を行っていただけることとなりました。院長と看護スタッフが参加し、2日間にわたって研修を受けてきました。
藤田医科大学病院では、肺機能検査を臨床検査技師が担当しています。手術を控えた患者さんが手術に耐えられるだけの肺機能を有しているかを評価するなど、その結果が今後の治療方針にも大きく関わる重要な検査です。
今回は、日々多くの患者さんの肺機能検査を担当している、まさに検査のプロフェッショナルの皆さまから、肺機能検査の「極意」を教えていただきました。患者さんに検査の目的や方法を理解していただくための説明の仕方から、検査中の声掛けやタイミング、きちんと検査ができているかの判断、どのような場合に再検査が必要なのかなど、実際の検査に直結する多くのことを学ぶことができました。
検査に使用する機器が異なっていても、どの医療機関で検査を受けても同等の結果が得られることが、検査の信頼性を保つうえでとても重要です。クリニックであっても、専門領域の患者さんを自信を持って診療し続けるためには、設備を整えるだけでなく、それを扱うスタッフの知識や技術を維持・向上させていかなければなりません。
今回学んだことを日々の診療に生かすとともに、今後も連携病院の皆さまのお力をお借りしながら、検査の精度とスタッフの技術を高めるための研修を継続していきたいと思います。
最後になりましたが、日々の業務でご多忙の中、2日間にわたり研修にご協力いただきました藤田医科大学病院の検査部の皆さまに、心より感謝申し上げます。
